北京地下鉄故障で混乱、1時間車内で閉じ込め

 北京市の地下鉄1号線が18日午前7時半ごろ、信号システムの故障のため、列車が止まるなど運行が乱れた。一部の列車は1時間近くトンネル内で停車し、体の不調を訴える乗客も現れた。朝の通勤時間帯と重なったため車内は超満員で、エアコンは効かず、猛烈な暑さになったという。北京晨報が19日伝えた。

 運転が回復し、列車が駅に到着後、閉じ込められていた乗客がホームにあふれた。ほとんどは汗まみれで、中にはホームにへたり込む人もいた。

 北京市の路線バス会社は、1号線と同じく目抜き通りの「長安街」を走る25路線で、約200台のバスを増やして対応した。

 地下鉄1号線は、運転間隔の短縮のため、約8カ月前に信号システムを更新したばかりだった。1号線は、4月中旬にも信号が故障したが、通勤時間帯ではなかったため、混乱は小さかった。地下鉄運営会社は、信号システムの故障原因の究明を行うとしている。

 

(参考)http://news.qq.com/a/20160819/001796.htm

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