新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州、ボルタラ・モンゴル自治州、クズルス・キルギス自治州、アクス市などで7月31日から水害が発生し、3日午前9時現在、3人が死亡、2人が行方不明になった。経済的損失も47億元(717億円)に上った。中国新聞社が3日伝えた。
当局によると、被災人口は1万6000人で、約1500人が避難した。
同自治区では北部、天山山区、哈密、南疆の大部分の地区で降雨が続いており、穀物、綿花、ブドウ、トマトなどの収穫に影響が出ると見られている。同自治区の南北を結ぶ重要幹線のG30高速道路は、洪水のため寸断されている。