タリバン代表北京訪問、アフガン情勢を討議か

 消息筋によると、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンのアッバース・スタネクザイ政治事務所代表が率いる代表団が7月18日から22日まで北京を訪れ、アフガンの情勢について意見交換した。英BBC放送中国語版が30日伝えた。

 消息筋によると、北京訪問は中国政府の招待によるともの。タリバン筋は「タリバンは世界のいくつかの国と友好関係にある。中国はその1つだ」と述べた。

 アナリストは「タリバンは、中国のような重要な国を訪問したことで、他国との関係が続いてることを示した。米国が元最高指導者アフタル・マンスール師を殺害しても、マイナスの影響はなかった」と話している。

 中国は、パキスタン、米国、アフガニスタンとともにアフガニスタン和平に向けた4者協議のメンバー。和平交渉は5月のマンスール師殺害後、中断している。

 中国がアフガン情勢が不安定化し、新疆ウイグル自治区に影響が及ぶことを懸念している。

 

(参考)http://www.bbc.com/zhongwen/simp/china/2016/07/160730_taliban_china

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