上海で遊覧水上機墜落、5人死亡、5人けが

　上海市南郊の金山区の人工海浜「金山城市沙灘」で20日午後零時15分ごろ、、幸福通用航空公司のセスナ２０８ｂ型水上機１機が離水後まもなく、近くの道路橋に衝突し墜落した。乗客乗員10人のうち5人が死亡、5人が重軽傷を負った。台湾中央社などが20日伝えた。

　同機は、浙江省東部の舟山諸島付近を飛行する遊覧観光用で、20日が初飛行だった。同日11時半ごろ開業式が行われた後、計2機が相次ぎ飛び立ち、うち1機が事故を起こした。

　10人のうち乗客は8人で、2人は招かれて取材中の記者だった。けが人5人のうち1人は重傷、4人は軽傷という。