長江流域水害で4900万人被災、死亡・不明222人

 長江洪水防止・干ばつ対策指揮部は11日、記者会見で、長江流域では繰り返される豪雨で深刻な水害が発生、10日までに約4900万人が被災し222人が死亡・行方不明になっていると発表した。新華社が11日伝えた。

 同部によると、水害期に入った今年3月以降、長江流域では計27回の豪雨があり、例年に比べ雨量が2割増加し、下流地域では倍増している。

 10日までに湖北、安徽、湖南、重慶、四川など10省(直轄市)の625県(市、区)が深刻な水害に見舞われ、被災人口は4919万人、倒壊家屋は11万室、死者は161人、行方不明者は61人となった。死者・行方不明者の多くは、家屋の倒壊、洪水、土砂災害によるもの。

 長江水分局によると、13日以降、長江流域で再び連続的な豪雨が見込まれる。豪雨が予想されるのは主に中下流域で、水害が悪化するとみられる。

 

(参考)http://news.sina.com.cn/o/2016-07-12/doc-ifxtwitr1986975.shtml

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