立ち退き工事で女性生き埋め、21日後発見

 湖南省長沙市岳麓区の再開発工事の現場で7日午前9時ごろ、女性の遺体が見つかった。21日前の6月16日、自宅の取り壊し工事中に行方不明になっていた60代の女性で、生き埋めになり死亡したとみられる。7日付京華時報が伝えた。

 息子によると、女性と家族は6月16日、立ち退き工事の施工業者から無理やり、自宅から連れ出され近くに停車中のバスの中に軟禁された。まもなく家屋が取り壊されたが、女性が行方不明になった。

 家族が周辺や、女性が通っていた病院などを探したが見つからず、警察に届け出た。

 息子らが7日、ショベルカーを雇って自宅跡のがれきを掘り返したところ、中から女性の遺体が見つかった。

 息子によると、女性らと再開発業者の間で、立ち退きの条件をめぐる交渉が妥結していなかった。周辺の他の住民も同様に交渉が終わっていなかったという。

 

(参考)http://news.xinmin.cn/shehui/2016/07/07/30211318.html

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