台湾鉄路局(台鉄)の松山駅(台北市)で7日午後9時57分ごろ、新竹発基隆行き列車の6号車で爆発があり、乗客25人が重軽傷を負い病院に運ばれた。2人は重傷という。中央社などが8日伝えた。
刑事警察局は同日、松山駅で会見し、捜査の結果、黒色の布製リュックサックに入った鉄パイプ爆弾が爆発したとみられると発表した。
行政院の林全院長(首相)は8日、何者かが悪意を持って爆発物を仕掛けた事件だとして、徹底的な捜査を行うと述べた。
交通部は台鉄、台湾高速鉄路(高鉄)に対し各駅の警備と巡回を強化するよう指示。鉄路警察局に、列車内や駅で不審物がないか点検するよう求めた。空港、港湾、バスターミナルについても警戒するよう求めた。
(参考)http://www.cna.com.tw/news/firstnews/201607085003-1.aspx