江蘇各地で水害深刻化、南京などで冠水被害

 江蘇省各地で豪雨による水害が深刻化しており、同省民政庁によると5日現在、29万9000人が被災、約2万8000人が避難した。央広網が伝えた。

 同省当局によると、江蘇省南京、鎮江、揚州、塩城では4日午前8時から5日午前7時までに50ミリ以上の雨が降り一部で100ミリを越えた。

 長江南岸の同省南部「蘇南地区」では河川や湖沼の水位が上昇中。4日には、長江の江蘇省の区間全線で水位が警戒レベルを超えた。

 南京、鎮江、無錫など同省の主要都市で冠水の被害が出ている。省都南京市では長江沿岸の一部地区が水に浸かった、解放軍部隊が出動し、浸水対策や住民の避難誘導などを行った。

 中心部の南京理工大学は、隣接する「紫金山」から流れ出た水が構内に溜まり、学生寮1階が水に浸かった。鎮江では冠水のため一部地区が孤立。無錫市でも一部地区が水に浸かって住民が通行できなくなり、当局が浮橋を設置するなど対策に追われた。

 

(参考)http://news.sina.com.cn/c/nd/2016-07-05/doc-ifxtsatm1389709.shtml

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