全国26省で洪水被害、186人死亡、45人行方不明

 全国各地で大雨による洪水の被害が起きており、国家洪水防止・干ばつ対策指揮部によると、7月3日までに全国26省(自治区、直轄市)で3287万人が被災し、186人が死亡、45人が行方不明になった。倒壊家屋は5万6000室、経済的被害は約506億元に上った。4日付新京報などが伝えた。

 うち湖北省では7月2日午前零時現在、736万2100万人が被災し、27人が死亡、12人が行方不明になった。

 長江中下流域、江淮地区、西南地区東部、中国の広い地域で6月30日から記録的な大雨が続き、一部で深刻な洪水が起きている。降雨の範囲が広い上、各地で累積雨量が増大。中小河川が相次ぎ氾濫し、水害が拡大している。

 気象台によると、今後10日間にさらに2回の豪雨が予想され、長江中下流域の蓮花塘~大通や洞庭湖、ボーヤン湖、太湖で5日までに水位が警戒レベルを超える見通し。淮川中下流域でも近く、水位が警戒レベルを超えるとみられる。

 

(参考)http://finance.ifeng.com/a/20160704/14555066_0.shtml

 

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