江蘇省人民検察院は6月28日、ペットの犬を盗んで毒殺し、肉計7トンなどを全国で販売していたとして、22人が懲役8カ月~8年の実刑判決を受けたことを明らかにした。一味は鳥11万羽も毒殺し肉を売っていた。中国青年網などが伝えた。
同検察院によると、2014年に同省如皋市の市民が、市内の「犬買取所」で、自分のペットの犬の死体を見つけ通報したのがきっかけ。
警察が捜査したところ、「犬買取所」の冷蔵倉庫から毒殺された犬が大量に見つかった。調べに対し「犬買取所」のオーナーは、犬の肉を安徽、山東、江蘇などに売っていたことを認めた。また、捜査の結果、毒殺した鳥11万羽を上海、浙江、広東などに販売していたことも分かった。
当局が調べたところ、毒殺された犬、鳥から、有害物のシアン化物や筋弛緩薬の成分が検出された。