雷洋氏の死因は窒息、取り調べの警官2人逮捕

 北京市の政府系シンクタンクに勤務する男性専門家、雷洋氏=当時(29)=が今年5月初め、同市昌平区の警察派出所に連行後に突然死した事件で、北京市人民検察院は30日、死因は胃の内容物が呼吸器に入ったことによる窒息死だったとする検視結果を、遺族らの代理人の弁護士に伝えた。新華社電が伝えた。

 北京市昌平区公安局(警察)は5月9日夜、区内のマッサージ店で買春した疑いで、雷氏ら6人を逮捕した。警察によると、雷氏は取り調べの中、体の不調を訴え、病院に運んだがまもなく死亡した。

 北京市の警察は当初、雷氏の死因は心臓病だったと説明していたが、検察の検視結果により覆された。

 同検察院は、不当な取り調べを行った上、その後の捜査を妨害したとして、警官2人を逮捕した。

 博訊新聞網によると、家族は雷氏の遺体の頭と腕から血が流れているのをみており、雷さんの大学時代の同窓生らが、警官による暴行の可能性があるとして、真相究明を訴えていた。

 

(参考)http://news.163.com/16/0701/01/BQRQ149J00014Q4P.html

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