李源潮副主席の秘書連行か、海外メディアが報道 

 海外の中国語ニュースサイト、博聞社は6月28日、中国共産党の中央規律検査委員会がこのほど、李源潮国家副主席の腹心の秘書を連行したと報じた。李国家副主席自身が汚職の疑いで取り調べを受けるのは、時間の問題だという。

 博聞社によると、元遼寧省・共産党委員会書記の王珉氏、元雲南省・党委員会副書記の仇和氏、元南京市・党委員会書記の楊衛沢氏ら、李副主席が抜てきした地方政府の最高幹部が相次ぎ失脚しており、李副主席も地位を失う可能性が高い。

 消息筋によると、李副主席に対する取り調べは中国共産党の最高幹部が決定しており、中央規律検査委員会の専門チームが過去数カ月、秘密裏に調査を進めてきた。 李副主席は、先に失脚した令計画・前共産党統一戦線部長と同じく、胡錦濤・前国家主席をトップとする「団派」(中国共産主義青年団出身者の派閥)の中心人物。「団派」の中でも、令前部長は「山西組」、李副主席は「江蘇組」と呼ばれ、山西省と江蘇省で独自の勢力を築いた。李副主席に抜てきされた王珉氏らは「江蘇組」のメンバーだった。

 

(参考)http://bowenpress.com/news/bowen_110145.html

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