元航空自衛隊航空支援集団司令官の織田邦男・元空将が28日、ニュースサイトで中国軍戦闘機が航空自衛隊のスクランブル機に攻撃動作を仕掛けたと明かしたことについて、日本の複数のメディアによると、萩生田光一官房副長官は29日午前の記者会見で「攻撃動作をかけられた事実はない」と述べた。
萩生田官房副長官は「上空で中国軍機との近距離でのやり取りは当然あったと思う」と述べたが「攻撃動作をかけられたとか、ミサイル攻撃を受けたという事実はない」と語った。
中国のニュースサイト環球網など複数メディアも、日本の報道を引用し、中国軍機による攻撃動作はなかったとする萩生田官房副長官の会見の内容を伝えた。織田・元空将の記事の内容は、中国の複数メディアも報じた。