竜巻で大きな被害が出た江蘇省で、蘇州市の蘇州気象局は24日、梅雨前線の影響で6月末に竜巻発生の恐れがあるとの予想を発表した。人民網が伝えた。
同局によると、蘇州では今月末、梅雨前線が南北に動くため、強風、雷、豪雨などが予想される。一部地域ではひょう、竜巻など激しい天気となる恐れがある。
央広網によると、同省北部の塩城市の阜寧、射陽県で23日、竜巻が発生。同市政府などは記者会見で、25日午後4時現在、死者は99人、重軽傷者は846人に上ったことを明らかにした。けが人のうち152人が重傷という。
両県では13万5000世帯で停電したが、25日の会見の時点で8万6300世帯で回復した。携帯電話用の基地局も685カ所が復旧した。