台湾企業従業員が包囲、経営陣2日閉じ込め

 広東省珠海市にある台湾資本の宝飾品製造会社、キン(キンは森の形に金が3つ)谷国際で20日午前7時30日、関連会社の従業員46人が工場を取り囲み、21日現在も張愷哲総経理ら台湾人2人を含む経営陣の6人が、建物内に閉じ込められていることが分かった。台湾中央社が伝えた。

 張総経理は、中央社の電話取材に対し「46人は工場の電気、水道を止めた上、6人は行動の自由を制限されている」と話している。軟禁状態は22日も続きそうだという。

 46人は唐家南芸精品廠の従業員。キン谷国際と資本関係はないが、張愷哲氏が総経理を務めている。唐家南芸精品廠は昨年6月、経営不振を理由に46人との雇用契約を解除した。

 唐家南芸精品廠の工場建屋など資産は、裁判所に差し押さえられているため、46人は補償を求めキン谷国際取り囲んだとみられる。

 

(参考)http://www.cna.com.tw/news/firstnews/201606210430-1.aspx

タイトルとURLをコピーしました