最高軍事機関「中央軍事委員会」の北京市の信訪局(陳情窓口)庁舎前で13日、全国から集まった復員軍人約2000人が処遇の改善を求めデモを行った。民間人権団体「民生観察工作室」のウェブサイトが伝えた。
5月11日も復員軍人約1000人が同じ場所でデモを行った。6月13日は全国から約3500人が集まる予定だったが、一部がそれぞれの地元政府に阻止された。
復員軍人は信訪局に陳情書を提出し、処遇改善のため具体的で明確な回答を行うよう求めた。また、公安部(警察)と連携し、陳情を行った復員軍人に対し拘禁などの弾圧を行わないよう要求した。