国家衛生計画生育委員会は13日、今年5月に中国本土(台湾、香港、マカオを除く)で報告された法定伝染病は86万1676症例で1559人が死亡したと発表した。中国新聞網が伝えた。
同会によると、「強制管理伝染病」の甲類伝染病に分類されるペスト、コレラの2種類は、5月は症例の報告がなかった。
乙類伝染病は、5月は26種類中23種類の伝染病で31万1534症例の報告があり、1511人が死亡した。うち症例数の上位5種類は肝炎、肺結核、梅毒、細菌性とアメーバ性の赤痢、淋病で、症例の91%を占めた。
乙類伝染病は「厳格管理伝染病」に分類され、急性呼吸器症候群(SARS)、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)人感染、エイズ、肝炎などが含まれる。
丙類伝染病(観察管理伝染病)は、5月は55万142症例で、死者は48人。症例数の上位3種類は手足口病、感染性下痢、流行性感冒だった。
(参考)http://www.legaldaily.com.cn/locality/content/2016-06/14/content_6669968.htm?node=37232