四川省平昌県公安局(警察)が3日、公式ミニブログで、市民による警察官撮影は違法と通知した。ネット上では、市民の異論が相次いで書き込まれた、通知はまもなく削除されたという。海外ニュースサイトの博聞社が伝えた。
平昌県公安局は「警察官の職務執行を勝手に撮影しないで下さい。法律で認められていません。市民が悪意を持ち撮影すれば、警察に制止され処罰を受けます」などと警告している。
ネット上では「悪意ある撮影」との言い方が曖昧過ぎ、恣意(しい)的に処罰できるとして、懸念する意見が数多く書き込まれた。警察官の職務執行を撮影し監視することは、市民の権利だとの指摘もあった。
博聞社によると、警察の職務執行規則などには、市民による警察官撮影を禁止する条文はない。