ウズベキスタン航空は8日、エジプト航空のカイロ発北京行きMS955便が同日、爆破予告があったため、ウズベキスタンに緊急着陸し、乗客乗員135人が直ちに避難したと発表した。乗客は118人でほとんどが中国人だった。新華社などが伝えた。
エジプトの民間航空当局によると、空港に同機に爆発物があるとの匿名の通報があった。当局が客室内を捜査したが爆発物は見つからず、爆破の予告はいたずらだったとみられる。
乗客によると、当局の係官は、同機には疑わしい荷物1つが積まれており、搭乗手続きをしていない乗客が預け入れたものだと話していた。
エジプト航空は、爆破の予告をしばしば受けている。また、5月19日には、同社のMS804便が地中海で墜落したが、テロの疑いも出ている。 また、3月29日には、カイロ発アレクサンドリア行きのエジプト航空便が、爆発物を携帯しているとする男にハイジャックされる騒ぎが起きた。男は別れた妻に会うのが目的で、爆発物はニセ物だった。
(参考)http://news.sina.com.cn/o/2016-06-09/doc-ifxszfak3434934.shtml