広西で弁護士に裁判所警備官が暴行

 広西チワン族自治区南寧市で3日、訴状提出のため裁判所を訪れた同市の弁護士が、警備官から激しい暴行を受けたことが分かった。弁護士1000人が連名で裁判所に調査を求めている。6日付香港星島日報が伝えた。

 弁護士は契約関連の訴状提出のため同日午前、南寧市青秀区法院(裁判所)を訪れたが、裁判官が受理しなかった。さらに弁護士は、裁判官とのやり取りを携帯電話機に録音したことが疑われ、言い争いになった。

 弁護士が携帯電話機の提出を拒否したところ、別室で警備官2人から殴られ、シャツやズボンを破られて半裸にされたという。

 弁護士が所属する法律事務所は、裁判所に監視カメラの映像の公開と、警備官の取り調べを要求。さらに全国の弁護士1000人が連名で、裁判官と警備官を取り調べて処罰するよう求める声明を発表した。

(参考)http://news.jsnol.com/local/2016/0605/87185.html

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