米国務長官、南シナ海防空識別圏をけん制

 ケリー国務長官は5日、訪問先のモンゴルで、中国が南シナ海に防空識別圏を設定するなら、軍事上の挑発とみなすなどと述べ、強くけん制した。英BBC放送中国語版が伝えた。

 ケリー国務長官は「中国が本当に防空識別圏を設定するなら、挑発であり南シナ海を不穏にする行為とみなす。外交手段で紛争を解決するという中国の約束に疑問が生じる」と語った。

 北京で6、7の両日開かれる米中戦略経済対話でも、南シナ海問題が需要議題の1つとなる。

 南シナ海情勢が緊迫する中、香港紙は人民解放軍筋の話として、米国が南シナ海で中国の主権への挑戦を続けるなら、中国政府は南シナ海に防空識別圏の設定を宣言するつもりだと報じた。

 中国が防空識別圏を設定すれば、海南島が前線として重要な役割を果たすことになる。

 カナダの軍事誌「漢和防務評論」によると、中国は既に防空識別圏の範囲を決定済み。南シナ海西沙諸島の永興島(ウッディー島)と南沙群島に中国が建設した7つの人工島、周辺の200カイリの海域の上空になるとみられる。

(参考)http://www.bbc.com/zhongwen/simp/china/2016/06/160605_us_china_sea

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