北京市がスモッグ緊急対策を立法化、強制措置も

 北京市人民代表大会(市議会)常務委員会は26日、同市で頻発するスモッグを「気象災害」に含めることを盛り込んだ「気象災害防止条例」改正案の審議を行った。条例が成立すると、スモッグが深刻な場合、暴風雨などへの対応と同様、当局が直ちに自動車の通行制限など強制措置を指示できる。中国新聞網が伝えた。

 改正案によると、深刻なスモッグが発生した場合、警察、公共交通、教育などの各部門が、自動車の通行規制、屋外イベントの中止、時差出退勤、休業や休校、操業規制などの臨時対応を命じられる。

 改正案はまた、スモッグの日常対策として、市内の大気の流動がしやすくなるよう「大気の通り道」を整備するよう求めた。

(参考)http://news.163.com/16/0526/12/BO0ACH5400014JB6.html

 

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