米国防総省のバルダンザ報道官は18日、米海軍のEP3型哨戒機が17日、南シナ海の国際空域で通常のパトロール中、中国軍のJ11戦闘機2機から危険な飛行妨害を受けたことを明らかにした。台湾中央社が19日伝えた。
同報道官によると、中国軍機は哨戒機まで約15メートルまで異常接近した。
中国外交部の洪磊副報道局長は、米軍のEP3型哨戒機が17日、中国・海南島付近で偵察飛行をしていたため、中国軍の戦闘機2機が「法に従い追跡と監視を行った。行動は業務と安全の基準に沿って行われた」と語り、危険行為はなかったことを強調した。