重慶市南岸区花園路の住宅街にある、重慶市第六人民病院の衛生サービスセンターで13、14日、偽ワクチンを使用したとして住民約500人が抗議活動を行った。香港星島日報などが伝えた。
ネット情報によると、同センターが毎月購入しているワクチンは10~30本だが、児童100人以上に接種していた。当局は、病院関係者を拘束し、取り調べを行っている。
現地の母親がこのほど、同センターで子どもの予防接種を受けた際、青色と白色の注射器を交互に使っていることに不審に思い、医師を問い詰めたところ、満足な答えが得られなかった。母親は警察に通報。医師は現場から逃げた。
目撃者によると、市民500人が同センターの門の前と付近の道路に集まり抗議を行った。警察は約60人を出動させて警戒にあたった。