WHOが大気汚染ランク、北京6位、上海7位

 世界保健機関(WHO)は12日、世界各都市の大気の質に関するデータベースを更新した。それによると、世界103カ国・地域の3000都市中、北京と上海は、微小粒子状物質による汚染の深刻さで6位と7位となった。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

 2011~15年のデータによると、世界の都市の80%以上で、粒子状物質PM10とPM2.5の大気中の濃度がWHOの基準を上回っていた。

 人口1400万人以上の巨大都市の比較では、インドのニューデリー、エジプトのカイロ、バングラデシュのダッカ、インドのコルカタ、インドのムンバイが上位5都市。北京、上海がこれに続いた。

 中国の主要210都市の中では、PM10は石家荘(河北)、済南(山東)、ケイ台(ケイは刑のつくりにおおざと)(河北)、PM2.5はケイ台、保定(河北)、石家荘がワースト3だった。

(参考)http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/9-05122016162536.html

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