陝西省西安市藍田県の高速道路で4月28日、走行中の長距離路線バスが放火され、乗客8人が死亡、5人が負傷した。警察は一般の刑事事件と説明しているが、ネット上ではテロとのうわさが出ている。博訊新聞網が1日伝えた。
現地のホテル従業員によると、警察が訪れ、宿泊者名簿の提出を求めてきた。
ネット情報によると、送電会社の陝西省電力公司が4月29日、社員向けに「テロリズム防止の緊急通知」を出し、バス放火事件が「東トルキスタン独立運動」のテロで、全市が反テロ緊急事態に入ったなどと伝えた。
通知は社員に対し、人が集まる場所に行かないことや、身元不明の人物が集まっている場合は特に注意するよう呼びかけた。
別のネット情報によると、バスには少数民族が3人乗っており、刃物で運転手と乗客7人を殺害、5人を負傷させた後、放火して逃走した。
西安市の当局は、バスに乗っていた乗客の人数やけが人の状況について明らかにしていない。
(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/05/201605010710.shtml#.VyXNKPmLTIU