東風41型大陸弾道ミサイルを再試験

 米情報サイト「ワシントン・フリー・ビーコン」は、米国防総省筋の話として、南シナ海で米中の緊張が高まる中、中国がこのほど、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風(DF)41」の発射実験を昨年に続いて再び行ったと伝えた。

 米国防総省筋によると、米国の衛星と偵察システムが12日、中国が新型の移動式弾道ミサイル発射台(TEL)2台を使い、東風41型ICBMの発射試験を行ったことを確認した。

 発射実験は、人民解放軍制服組トップの范長龍・中央軍事委員会副主席が、南シナ海の永暑礁(ファイアリー・クロス礁)を視察した日とほぼ同じ。カーター米国防長官が、南シナ海で作戦行動中の空母を視察する3日前で、米国をけん制した可能性もある。

 台湾メディアによると、東風41型ICBMは河南省信陽市に配備されているとみられる。飛行距離は1万4000キロで、米本土まで約30分で到達する。

(参考)http://boxun.com/news/gb/army/2016/04/201604210355.shtml#.Vx9G0TCLTIU

タイトルとURLをコピーしました