江蘇省靖江市新港園区で22日午前、江蘇徳橋倉儲有限公司の化学品貯蔵タンクで火災があり、23日午前2時ごろ鎮火した。消防士1人が死亡した。京華時報などが伝えた。
一時は、タンクの化学品が燃えて火柱と黒煙が上がり、2015年8月に天津市浜海新区で発生し、少なくとも165人が死亡した、化学品貯蔵施設の爆発事故を思い出させた。同市近隣の上海市、江蘇省の南京、南通、蘇州の各市などから応援を含め、消防士約400人が出動して消火活動に当たった。
同社には42基のタンクに、燃料油、ディーゼル油、ガソリンなど12万6000立方メートルが保管されていた。