四川・成都国際空港で濃霧、130便が遅延

四川省成都市の成都双流国際空港は10日午前、濃霧のため大規模な遅延が起きるとして、運航遅延に関して最高度の「赤色」警報を発令した。

　同空港では10日午前9時現在、130便が遅延し乗客約1万人が空港内に滞留した。同空港に到着予定だった10便が近隣の別の空港に着陸した。また、2便が欠航になった。

　中国の各空港は、天候や空港設備の故障などで運航の遅延が予想される場合、黄色、オレンジ、赤色の3段階で遅延警報を出している。成都双流国際空港で赤色警報が出たのは初めて。