北京の有名ホテルで暴行未遂、支配人ら謝罪会見

 中国の有名ホテルチェーン「和頤酒店」の北京市内の店舗「望京和頤798酒店」で3日、女性宿泊客が男に暴行されそうになる事件があり、ホテルの北京地区の責任者と同店の支配人が5日、記者会見を開き、保安の不備を認めて謝罪した。人民網などが伝えた。

 女性は3日午後10時ごろ、友人との夕食を終えて自分の客室に戻ろうとエレベーターを降りた際、一緒に降りてた来た男性に「どの部屋に泊まっているのか」と声をかけられた。女性が無視したところ、いきなり頭や首をつかまれ、連れ去られそうになった。

 女性が大声を上げて助けを求め、他の宿泊客多数が様子を見に現れたため、男は逃げたという。女性は「清掃作業員が通りかかったが、何もしてくれなかった」と話している。

 警察によると、防犯カメラが故障するなど、保安体制に不備があった。

 ホテルの責任者は会見で「保安体制に漏れがあり、サービスも不完全で、調査を進めている。被害者の女性に深くお詫びする」などと述べた。

(参考)http://news.youth.cn/sh/201604/t20160407_7826658.htm

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