四川・遂寧の大手酒工場で数千人が連日抗議

 四川省遂寧市射洪県の大手酒造メーカー、沱牌舍得集団で、会社譲渡に伴う補償が不十分だとして、従業員数千人が3月30日、ストと抗議活動を始めた。4日も活動が続いたため、警察が出動し数百人を連行した。博訊新聞紙網が5日伝えた。

 沱牌舍得集団は、中国式焼酎「白酒」製造の大手国有企業で、年産能力は30万トン。従業員は7000人を数える。不動産開発、投資会社の天洋控股(本社・北京市)が2015年11月、沱牌舍得集団の株式70%を買収した。

 会社側が先ごろ公表した、人員のリストラ案に対し、補償金の支給基準があいまいだとして、従業員側の不満が高まっていた。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/04/201604050028.shtml#.VwMVnaSLTIU

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