広州で無許可の宅配弁当店30店摘発、ネットで販売

 広東省広州市食品薬品監督管理局はこのほど、同市郊外の増城区で営業許可証を取得せず経営していた宅配弁当店約30店を摘発した。いずれも宅配情報専門の中国の有名サイト「美団外売」で人気店だった。

 広州紙・南方都市報によると、約30店は全部、増城区の広東財経大学華商学院裏側の小山の中ににあり、すべて民家内で経営していた。

 民家の周囲の屋外では、食材がむき出しで置かれ、調理場内は汚水が垂れ流しになるなど、衛生状態は最悪。調理台脇の排水口からは、悪臭が漂っていた。

 各店には広東財経大学華商学院の学生らが弁当を注文していた。同学院事務室の呂書勉副主任は「当校は学生が3万人余りいる。市街地から遠いので、学生は学内で食事するしかない」と話している。

 各店とも店内では食事を提供せず、「美団外売」などインターネットを通じた出前専門だった。 「美団外売」は南方都市報に対し、無許可の業者の情報は全部取り下げたと話している。

 

(参考)http://www.cna.com.tw/news/acn/201603280074-1.aspx

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