浙江省紹興市の銀行が22日、昨年発行された新100元札の偽札を見つけた。新100元札は、偽造防止機能が強化されはずだったが、早くも偽札が流通していることが分かった。東網が伝えた。
偽札100元札は、顧客が預け入れた現金1万9000万元の中から見つかった。行員が紙幣を計数中、偽札識別機の警報が鳴り、確認したところ新100元札の偽札だった。真札に比べて紙が軟らかく、厚いという。
新100元札は、25代目の100元札として2015年11月12日に登場した。旧版の2005年版は、使用開始後10年がたち、偽札が多数流通している。新100元札は、最強の偽造防止技術が使わているとされる。
報道によると、新100元札の偽札は、ホログラムが通常インクで印刷されており、見る角度を変えても色が変わらず、「100」の文字が浮き上がらあいなどの特徴がある。
(参考)http://hk.on.cc/cn/bkn/cnt/news/20160327/bkncn-20160327190416663-0327_05011_001.html