安徽省宿川市公安局によると、25日午前5時45分ごろ同市蕭県の高速道路で、大型バスが欄干を突き破って道路脇の水路内に転落し、乗客6人が死亡、31人が重軽傷を負った。同局は、乗客が運転手から突然、ハンドルを奪ったことが原因だったと発表した。澎湃新聞網が伝えた。
安徽財経網によると、事故直前、50歳台の男の乗客が座席から立ち上がって車内を歩き回り、女性の乗客に抱きつこうとして争いになった。男はいったん席に戻ったが、まもなく運転席に向かい、ハンドルを奪ったという。警察がさらに詳しく事故原因を調べている。
同局におると、バスは山東省青島市から河南省項城市に向かっており、運転手を含め37人が乗っていた。けが人のうち5人は重傷を負っている。