浙江省杭州市簫山区の化学素材メーカー、浙江鼎龍科技有限公司の工場で9日午後3時ごろ爆発事故があり、1人が死亡、7人がけがした。銭江晩報が9日伝えた。
6階建て工場の4階で爆発があり、黒煙を吹き上げた。まもなく消防車11台が出動して消火に当たったが、4階の400平方メートルのうち40平方メートルを焼いた。爆発当時、高分子素材を生産していた。消防などが出火原因を調べている。
工場は、同区の「大江臨江工業園」の一角。高付加価値の有機中間体を生産し、液晶パネル、医薬蘋、化粧品、高分子素材、染料などの材料として使われている。