広東の米自動車部品デルファイで2000人スト

 米自動車部品大手デルファイ・オートモーティブ社の広東省広州市の現地工場、徳爾福派克電気系統有限公司広州分公司で3日午前、工場が移転するのに補償がないとして、従業員約2000人がストを始めた。警察が出動し、従業員1人を連行し、1人にけがを負わせたという。博訊新聞網が4日伝えた。

 従業員によると、現地工場は近く、同省江門市へ移転するが、会社側は補償の支払いを拒否。従業員側は、勤続年数に応じた補償を求めている。 従業員は「会社が従業員の補償金を搾取している」、「われわれの血と汗の金を返せ」などと書かれた横断幕を持ち、気勢を上げた。

 現地工場は、デルファイの中国現地法人、徳爾福汽車系統(中国)の全額出資子会社で、現在は同市黄埔区経済技術開発区にある。自動車の動力と情報システムや部品を製造している。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/03/201603040118.shtml#.Vtj4fpyLTIU

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