北京市では3日から、「両会」と呼ばれる、国政助言機関の全国政治協商会議（政協）と全国人民代表大会（全人代＝国会）が開幕するのを前に、警察、武装警察が重要地区を対象に短機関銃などを携帯して武装パトロールを始めた。
香港紙・明報によると、北京市の天安門広場の政治的に敏感な地域では、警察犬を連れた警官隊が巡回。通常は見かけないテロ対策の装甲車も多数配備された。
警察官、武装警察官とも短機関銃や盾を持ち、長安街など主要街路のあちこちで警戒のため、数人一組で配置されている。
天安門広場周辺では、露天商を装う治安要員が巡回し観光客らに目を光らせているもようだ。