広東省深セン市の香港資本のメガネ工場「星輝眼鏡廠」で2月27日、一部従業員が一時帰休を命じられたことをきっかけに、全従業員約2000人がストを行った。警備員や警察との衝突で1人がけがしたとの情報もある。博訊新聞網が1日伝えた。
従業員によると、春節(旧正月)の連休後、従業員数十人が1カ月の休暇と、工場への立ち入り禁止を命じられた。対象となった従業員は、会社側が解雇を望んでいるとみて、労働契約の解除を申し出た。ところが会社側は、給与1カ月分の支払うだけで、勤続年数に応じた賠償などには同意しなかった。
従業員側は、会社側の姿勢に先行きの不安を感じストに踏み切った。
会社側は、一時帰休と労働契約の解除問題を合理的な方法で解決すると約束したため、ストは終息した。
(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/03/201603011016.shtml#.VtT8O5yLTIU