広東省恵州市の水源地である「魚洞ダム」付近で24日、約1000羽の鶏の死がいが捨てられているのが見つかった。現地の衛生当局によると、死がいの発生源は不明。係官が回収と消毒作業を進めている。中国新聞網が24日伝えた。
死がいは約60個の袋に入れられ、水辺から約5メートルの場所に散乱し、周囲に強烈な悪臭を放っていた。雨が降れば、水源地が汚染される恐れがあった。
同ダムは、恵州市市街地の北部15キロにあり、かんがいや飲用水の水源として使われている。ダムの水は、恵州市内を流れ、広東省東莞市、深セン市、香港の水源である「東江」に流れ込んでいる。