浙江省平湖市・小営頭村の住民400人が9、10の両日、地元のゴミ焼却発電所と製紙工場による長年の環境汚染に抗議してデモを行った。警察官が出動し十数人を連行したという。博訊新聞網が11日伝えた。
住民によると、同村の「徳力西ゴミ焼却発電所」と製紙工場が過去10数年にわたり、有毒な排気と悪臭を周辺に撒き散らしてきた。
うち、ゴミ焼却発電所は毎日、煙突から黒煙を出し、住民は自宅の窓が開けられない。臭気も周辺の住宅地にも充満している。地元政府は両工場の移転に同意したが、実現していない。
住民約400人が9日正午、同発電所の門の前で集会を開き、駆け付けた警官隊と夜までにらみ合いを続けた。10日午前、住民が再びデモを始めると、警官隊が鎮圧を始め、十数人を連行したが、午後になってもデモが続いた。
(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/02/201602110049.shtml#.VryCDfKLTIU