広東・仏山で村幹部が公有地売却、村民がデモ

広東省仏山市南庄鎮の上元村で3日、村民委員会(住民自治組織)の幹部が無断で公有地を開発業者に売却し、利益を横領したとして、農民が抗議デモを行ったことが分かった。警察が出動し、農民10数人を連行したという。博訊新聞網が9日伝えた。

村民によると、同委員会の幹部が勝手に開発業者と商談して価格を決め、売却した。農民に利益の分配はなかった。

上元村は2004年に村営企業が廃業。村民委員会が公有地を回収して、企業への賃貸を始めた。当初、賃貸料収入から村民1人当たり毎年1元~1万元の分配を約束したが、実行されていない。

村民は、賃貸料収入を幹部が横領したとして、不満を強めていた。また、幹部は数年前、公有地の多くを開発業者に売却したが、収入の使途の公開を拒んでいる。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/02/201602090346.shtml#.Vrk8y1iLTIU」

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