台湾南部の大地震、546人死傷、121人不明

台湾南部で6日午前3時57分ごろ、高雄市美濃区を震央とするマグニチュード(M)6.4の地震が発生、建物多数が倒壊し、7日午後9時20分現在、31人が死亡、515人が負傷、121人が行方不明になった。台湾中央社などが伝えた。

台南市の被害は最も深刻で、うち、17階建ての住居兼商業ビル「維冠金龍大楼」が倒壊。このほか建物多数が全半壊しあ。

台南市では、約40万世帯が断水。台湾全土の17万3000世帯が停電した。台湾高速鉄道は6日、設備が一部破損したため、台中市以南で運転を見合わせた。聯合報によると、7日、運転を再開した。

地震発生1時間後、災害緊急対応センターが発足。馬英九総統も午前6時にセンターに入った後、直ちに被災地の視察に向かった。

台南、高雄で学校420校でガラスなどが割れる被害が出た。

(参考)http://www.cna.com.tw/news/firstnews/201602070310-1.aspx

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