上海市警察は2日、今年1月施行の改正「上海市花火・爆竹安全管理条例」に基づき、春節(旧正月)前後の3日間、警官ら約30万人態勢でパトロールを行うと発表した。澎湃新聞網が3日伝えた。
3日間は旧暦の大みそか、「迎財神(財産の神を迎える)」の正月4日、「元宵節」の15日。いずれも爆竹を鳴らす習慣がある
同条例によると、上海市の環状高速道路「外環線」の内側と、外側の特定地区で花火・爆竹の使用を禁じた。婚礼も例外としない。
違反した場合の罰金は、一般の使用が100~500元。違法に花火・爆竹を貯蔵した場合は、10万元に跳ね上がる。さらに「個人与信情報システム」に登録する。
市民が爆竹を買う場合、身分証の提示と実名の届け出を義務付ける。また、外環線内側の市民が爆竹を買った場合、警察が自宅を訪ね確認する。