北京市の党・政府は1日、都市建設に関する方針を発表し、2020年までにPM2.5(微小粒子状物質)の濃度を15年比で15%削減する目標を明らかにした。2日付京華時報が伝えた。
発表によると、北京市は今後、河北省、天津市と協力して大気汚染状況の改善を目指す。
水環境の改善も進め、地表水の77%で環境基準の達成を目指し、悪臭がする河川や貯水池などをなくす。
エネルギー消費量は標準炭換算で7700万トンを維持。域内総生産1万元当たりのエネルギー消費量を2014年比で18%削減する。
このほか20年時点の目標として、域内総生産1万元当たり14年比で、二酸化炭素排出量は20%、水消費量は14年比で18%削減することなどを掲げた。
このほか旧市街地の再開発により、市中心部の人口密度の低下を目指す。
(参考)http://www.china.com.cn/guoqing/2016-02/02/content_37717938.htm