がん死1日7500人、環境、たばこ、感染症が原因

中国国家ガンセンターの陳万青主任の研究グループはこのほど、中国で1日当たり1万2000人ががんと診断され、約7500人が死亡しているとの研究結果をまとめ、米国の医学誌で発表した。環境汚染、たばこ、慢性的な感染症が原因とみられる。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)などが伝えた。

研究結果によると、中国では2015年、約430万人ががんと診断され、約280万人が死亡した。

中国では2006年以来、がんの死亡率は毎年減少しているが、人口の高齢化のため、死者数は74%増加した。死者のうち3分の1は胃、肝臓、子宮の慢性感染症、4分の1は喫煙がそれぞれ原因とみられる。

研究グループはまた、深刻な大気汚染、調理などによる室内の空気の汚れ、土壌汚染、飲み水の汚染により、中国市民が発がんの危険性にさらされていると指摘している。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/01/201601300515.shtml#.Vq3bifmLTIU

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