脱毛治療薬6キロ服用、男性が肝不全で死亡

安徽省肥東県の男性=当時(26)=が、脱毛治療用の漢方薬「カシュウ(何首烏)」計5.9キロ服用した結果、薬物性の肝臓機能衰弱で死亡したことが分かった。中国国家食品薬品監督管理局は2014年7月、カシュウが肝機能を損なう恐れがあるとの警告を出している。中国日報などが27日伝えた。

男性は2015年年1月、湖南省の大学院で生命科学の修士課程の修了を控え、就職に有利なようにと安徽省内の病院2カ所で脱毛の治療を始め、処方に従いカシュウなどを服用し続けた。

同年5月から体調不良を訴え始め、8月の就職前の健康診断で肝臓に異常が見つかった。男性は北京の有名病院に転院したが回復せず年末に死亡した。

同局が14年に発表した基準では、カシュウの1日の服用量は1日3グラム以下。男性は病院2カ所から処方され、1日10グラム、合計で6キロ近くを服用していた。

(参考)http://www.chinadaily.com.cn/hqcj/zgjj/2016-01-26/content_14510962.html

タイトルとURLをコピーしました