学校周辺が農薬汚染、父母らが抗議活動

江蘇省常州市新北区の専門学校、常州市外国語学校で、学校周辺の農薬汚染のため学生が体の不調を訴えている問題で、市政府が学校の移転を拒否したため、父母らが16日、校門前で抗議活動を行った。博訊新聞網が18日伝えた。

同校は昨年12月、現在の校地に移転したばかり。隣接する農薬工場跡地が農薬に汚染されており、土壌の修復作業が行われている。学校には刺激臭が漂い、発疹やせきなどの異常を訴える学生が増えており、リンパ節の病気を発病したケースもあった。

父母らが15日、市政府に学校の移転を訴えたが拒否され、汚染土壌をフィルムで覆うほか、土壌の修復を工事を1カ月以内に終えるとの回答が得られただけだった。

父母ら約1000人が15日夜、校門前で抗議活動を始め、16日早朝まで夜通しで警官隊とのにらみ合いを続けた。

(参考)http://http://boxun.com/news/gb/china/2016/01/201601180737.shtml#.VpwuaCqLTI

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