中国とベトナムが領有権を主張する、南沙(スプラトリー) 諸島の永暑(ファイアリー・クロス)礁で6日、中国政府がチャーターした民間旅客機2機が、中国が埋め立てで造成した飛行場で初めて離着陸を行った。中国国営新華社通信が6日伝えた。
2機は海南省美蘭空港を6日朝離陸し、午前10時21分と46分、永暑礁の飛行場に着陸。同日午後、それぞれ美蘭空港に戻った。
米国のメディア、CNBCによると、専門家のは「中国が南沙諸島に航空機を着陸させたのは初めて。今後、軍用機の活動も避けられない」と述べた。永暑礁の滑走路は3000メートルで、長距離爆撃機、輸送機、戦闘機が使える。中国の軍事力が南シナ海に深く浸透できるようになる。
オーストラリア国立大のレゼック・ブレジンスキー教授は「中国は当該空域の軍事力を強化したら、防空識別圏を設定する可能性がある。数回試験飛行を行った後、Su27やSu33などの戦闘機が着陸するに違いない。その後、永久に配備を続けるだろう」と話している。