寧夏・銀川でバス放火、17人死亡、男を逮捕

中国中央テレビ局によると、5日午前7時ごろ、寧夏回族自治区銀川市賀蘭県で、走行中の路線バスが突然炎上し、乗客17人が死亡、32人が重軽傷を負った。現地の警察はバスに放火した疑いで、同自治区石嘴山市の建設請負業、馬永平容疑者(33)を拘束した。

調べによると馬容疑者は、ガソリン入りのポリタンク2個を持ってバスに乗り、ライターで火を着けた疑い。放火後、運転席の窓から飛び降りて逃げた。

警察によると、馬容疑者は建設請負工事を巡って、別の業者との間で債務に関する争いがあり、不満を募らせていた。社会に報復するため、過激な行動をしたと供述している。

新華社によると、死者は男性8人、女性9人。けが人は20歳~65歳の男女各16人で、寧夏医科大学病院で治療を受けている。けが人の6人は重傷で1人は重体だという。

中国では路線バスへの放火事件が頻発しており、2009年には四川省成都市で27人、2013年6月には福建省アモイ市で48人、14年7月には貴州省貴陽市で6人がそれぞれ死亡した。

(参考)http://news.sina.com.cn/o/2016-01-05/doc-ifxncyar6380917.shtm

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