台湾系タッチパネル大手で争議、約千人がデモ

台湾のタッチパネル製造大手、介面光電(Jタッチ)の湖南省長沙市の工場付近で4日、賃金支払いを求めて女性従業員約600人がデモ行進した。警察が出動し、18人を拘束した。博訊新聞網が5日伝えた。

長沙市の工場は経営不振のため2015年11月に生産を停止。同年12月20日の給与支払日には、台湾人幹部全員と連絡が取れなくなったため、従業員が工場周辺で抗議活動を行った。

1月4日には工場の入り口が閉鎖され、責任者も説明に現れないため、従業員が政府による解決を求めてデモ行進を始めた。

従業員によると、経営者は工場閉鎖後まもなく、2カ月の有給休暇を与えたすきに失跡した。

介面光電は、2001年に発足。スマートフォンの普及が始まるとともに2005年から事業が急速に拡大し、2010年の7月の新規株式公開(IPO)後、同省長沙市内の瀏陽市に工場を建設した。

湖南省の工場は従業員が1000人を超えるが、近年は受注不足から毎年赤字が続いていた。

(参考)http://boxun.com/news/gb/china/2016/01/201601050232.shtml#.VosDnRWLTIU

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